ニュース 政治 作成日:2016年6月21日_記事番号:T00064818
台湾海軍の梅家樹参謀長は20日、立法院外交・国防委員会で答弁し、海軍が艦船国産(国艦国造)計画12件を2018年から40年にかけ推進する計画であり、総予算は4,700億台湾元(約1兆5,200億円)が見込まれることを明らかにした。21日付自由時報などが伝えた。
台湾版イージス艦は、キッド級ミサイル駆逐艦と交代する予定だ。ただ、台湾の技術力で本当にイージス艦を建造できるのか、疑問視する向きもある(20日=中央社)
目玉となるのは、台湾版のイージス艦建造計画である「新一代主戦艦」だ。立法院では初めて計画中のイージス艦の概念図が公表された。艦橋は四方向に面しており、レーダーは八角形で、前方にはミサイルの垂直発射システムを搭載している。また、外国企業の協力も受けて開発した「ACS先進戦闘システム」を採用し、高い作戦能力を持つ。
重量は6,000~8,000トンが見込まれ、19年から4~6隻を建造する計画だ。
計画は現時点で12件となっているが、うちドック型揚陸艦の建造計画は海軍の能力を超越していることから削減され、最終的に11件となる見通しだ。
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