ニュース 電子 作成日:2016年6月23日_記事番号:T00064848
IC設計大手、聯発科技(メディアテック)は現在、ADAS(先進運転支援システム)、自動運転、車両間通信ネットワーク(IoV)などカーエレクトロニクス関連チップの開発を積極的に進めており、さらに最近川下業者と共同で市場に投入したスマート型バックミラーモジュールは、既存のドライブレコーダーを上回る撮影機能、および位置情報、ナビゲーション、通信機能を備えており、年間3,000万台規模とされる中国の後付けドライブレコーダー市場の勢力図を塗り替える可能性があるとみられている。23日付電子時報が報じた。
メディアテックは先ごろ、車載情報通信システム(車載インフォテイメント、IVIシステム)向けチップを主に手掛ける中国安徽省合肥市の子会社、傑発科技(オートチップス)をカーナビゲーション用デジタル地図で世界3位、中国最大手の北京四維図新科技(四維図新)に売却すると発表した。しかし台湾の研究開発(R&D)チームが開発を手掛けるその他カーエレ分野では依然、欧州および中国の自動車ブランドをターゲットとして積極的に事業を展開している。
特にADASの分野では、スマートフォン向けとほぼ技術的な差異がなく、短期間で既存の製品を上回る性能の製品を生み出せることから、最も早く成果が挙がるとみられている。
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