ニュース 商業・サービス 作成日:2016年6月23日_記事番号:T00064855
中国人旅行者の減少で、屏東県墾丁のホテルは夏季休暇の予約率が50~80%まで低下しており、香港やマカオなどからの旅行客の開拓を急いでいる。23日付工商時報が報じた。
墾丁馬爾地夫温泉大飯店の張栄南董事長は、現在の予約率は70%にすぎず、うち中国人旅行者は10%と明かした。今年の香港、マカオからの訪台旅行者は昨年の延べ160万人を上回ると予想しており、同社は10社以上のホテルと共同で香港の旅行展示会に出展した。
墾丁福華渡假飯店(ハワードビーチリゾート墾丁)の張積光総経理は、夏季休暇の予約率は8割に達しているものの、中国人の個人旅行が激減しており、7~9月の中国人の予約が200~300室と、従来の800室の3~4割まで減少していると話した。このため、日本や韓国、マレーシアなどアジアの観光客を開拓する必要があると述べた。
墾丁凱撒大飯店(シーザーパーク墾丁)は、端午節(旧暦5月5日、今年は6月9日)以降、予約が徐々に増加しているが、まだ目標を下回っており、約4割引きなど販促を行っている。同社は、予約率低下は台湾の親子連れが安い日本旅行に流れているためと指摘した。
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