ニュース 金融 作成日:2016年6月23日_記事番号:T00064858
金融監督管理委員会(金管会)によると、5月の蔡英文政権発足後初めて、中国の適格国内機関投資家(QDII)による台湾への投資を行うための登録があったことが分かった。23日付経済日報が伝えた。
外資が台湾で証券投資を行うためには、台湾証券交易所(台湾証券取引所、TWSE)への登録が必要で、5月に中国のQDIIから登録が1件あり、蔡英文政権が発足した5月20日以降だった。
QDIIによる台湾への投資は現在、上限が5億米ドル、単一のQDIIで1億米ドルに制限されているため、投資申請の出足は鈍い。前回のQDIIによる登録事例は昨年5月までさかのぼる。これまでに登録を済ませたQDIIは十数社あるが、台湾株への投資額は全体で2億米ドル余りにとどまっている。
一方、外資による台湾への投資は、5月末時点で純流入が1,992億7,600万米ドルだったが、6月に入り、先週までに2,000億米ドルの大台を回復した。
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