ニュース 社会 作成日:2016年6月23日_記事番号:T00064868
内政部によると、台湾の65歳以上の高齢者人口が、早ければ年内、遅くても来年に初めて0~14歳の年少者人口を上回ることが分かった。23日付聯合報が報じた。
昨年の台湾全土の、高齢者人口と年少人口の人口比率から算出する「老年化指数」は92.18で、毎年6~7ポイントのペースで上昇している。指数が100を超えると高齢者人口が年少人口を上回っていることを意味する。5年前の2011年、台湾全土で老化指数が100を上回っていた県市はわずか3県市だったが、昨年は14県市まで拡大。近く台湾全体でも100を超える見通しだ。
老年化指数の高い県市は、▽嘉義県、161.19▽雲林県、131.10▽澎湖県、129.22▽南投県、127.14▽屏東県、125.56──で、中南部の農業県が目立つ。一方、低い県市は▽新竹市、59.36▽桃園市、62.30▽新竹県、67.47▽台中市、68.65▽連江県、78.36──となった。
台北市の昨年の老年化指数は105.76で、6直轄市で最高となった。内政部では医療リソースが豊富で、交通が便利なことを高齢の居住者が多い原因として挙げた。
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