ニュース その他分野 作成日:2016年6月24日_記事番号:T00064893
蔡英文政権の年金改革委員会は23日、総統府で初会合を開き、蔡総統は▽財務の安定性と国民の負担能力に同時に配慮する▽合理的な給付水準での弱者支援▽職業別の格差縮小▽透明性の確保──という4大原則で改革を進めていく意向を表明した。24日付経済日報が伝えた。
陳副総統(右)が司会した会議では白熱した議論が交わされた(23日=中央社)
蔡総統は「年金制度は破綻危機に直面しており、今改革しなければ、すぐに後悔を招く。年金改革委を対話の場として、各界は代表を通じて意見を表明してもらいたい」と呼び掛けた。
年金改革委は今後、投保薪資(標準報酬月額)の上限、所得代替率、保険料率、支給年齢などを議題として、各界の意見を集約する。同委主任委員を務める陳建仁副総統は「特に経済協力開発機構(OECD)加盟国の制度を参考にしていく。100年存続できる制度とは言わないまでも、少なくとも1世代にわたり財務の安全性と永続的発展を維持する必要がある」と指摘した。
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