ニュース その他分野 作成日:2016年6月24日_記事番号:T00064894
元大宝華綜合経済研究院は23日、2016年の経済成長率(GDP)予測値を0.9%に下方修正した。この6月、台湾綜合研究院(台綜院)が0.92%、国泰金融控股(国泰金控)が0.8%と相次いで1%を割り込む予測を示しており、元大宝華は2番目に低い予測だ。24日付工商時報などが報じた。
元大宝華の梁国源院長は、下半期に2%以上の成長率を達成しない限り、年間で1%を保つのは難しいとコメント。また、新政権が掲げる、輸出と内需を共に重視する方針、および「5大創新(イノベーション)計画」は効果が出るまでに時間がかかるため、今年は経済回復は厳しいとの見方を示した。
なお、8月に最新予測を発表する行政院主計総処や、台湾経済研究院(台経院、TIER)、中華経済研究院(中経院、CIER)、中央研究院(中研院)なども全て下方修正を行うとみられ、軒並み1%以下予測を示す可能性もある。
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