ニュース 社会 作成日:2016年6月24日_記事番号:T00064897
中央気象局によると、連日厳しい暑さが続いている台北市で23日日中に37.3度を観測し、6月としては7日目の37度超えとなった。これは、1897年の台北気象観測所設置以降で最多日数記録だ。台北市で6月の気温が37度を超えるのは例年1~2日で、今年は異例の暑さになっている。24日付自由時報などが報じた。
気象予報センターの鄭明典主任は、今月の猛暑の要因として台湾付近を覆う強い太平洋高気圧の影響を挙げた。今月はまだ6日残しており、さらに記録が更新される可能性もあるが、鄭主任は、25日以降は前線の南下で太平洋高気圧が徐々に弱まるため、暑さは続くものの、37度超えといった極端な高温にはならないとの予測を示した。
また、23日にフィリピン西の南シナ海で熱帯低気圧が発生しており、今後台風1号に成長する恐れがある。ただ台湾に襲来する確率は低い見通しだ。
一方、台湾電力(台電、TPC)によると、猛暑の影響で23日に日中の電力使用量が3,520万9,300キロワット(kW)と今年最高を記録、電力の供給予備率は3.03%に低下した。TPCは、今年は猛暑が続く見込みとして節電を呼び掛けている。
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