ニュース 運輸 作成日:2016年6月27日_記事番号:T00064917
琉球海運(RKKライン)は先週、日本の貨物トレーラーを那覇から高雄へ輸送し、荷物の積み下ろしをせずに直接台湾の一般道路に乗り入れ、目的地まで配送する新サービス「シームレス」を開始した。貨物トレーラーは日台双方のナンバープレートを装着する。日本と台湾を結ぶシームレス物流の導入は初めてで、同サービスの貨物船「みやらび2」が26日高雄港に到着し、トレーラーが運送を開始した。27日工商時報が報じた。
琉球海運は現在、同社所有の8台の13メートルサイズのトレーラーが「シームレス」の認可を得ている。需要が高まればさらに申請台数を増やす考えだ。同サービスによりコンテナの積み替えにかかる数時間の作業が短縮できるほか、作業の単純化により費用を削減できる。
交通部航港局は、日本との海運や観光、産業の連携を強めていく「太平洋左岸経済圏」を進めており、同サービスは日台の海運企業の協力にとってプラスになるとの考えを示した。
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