ニュース その他分野 作成日:2016年6月27日_記事番号:T00064919
台湾経済研究院(台経院、TIER)が24日発表した5月の景気動向調査によると、製造業の営業気候観測指数は99.5ポイント(前月比2.23ポイント上昇)、サービス業は88.95ポイント(2.25ポイント上昇)、建設業は84.25ポイント(3.58ポイント上昇)と3大産業全てで上昇した。特に製造業は5カ月連続の上昇で、過去20カ月の最高となった。25日付工商時報が報じた。
製造業は半年後の景気について、「良くなる」と答えた企業は前月比3ポイント下落の31.1%で、多くの企業は「横ばい」とみており、「悪くなる」は0.8ポイント下落の14.4%だった。台経院の林建甫院長は、5月の輸出受注総額が台湾元換算で前年同月比で微増に転じたことや、工業生産指数がプラス成長に転じたことを理由に挙げた。
一方、建設業は、中央銀行(中銀)の住宅ローン規制撤廃で、住宅購買意欲が刺激されたが、下半期は営業気候観測指数が変動する可能性もある。
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