ニュース その他分野 作成日:2016年6月28日_記事番号:T00064946
国家発展委員会(国発会)が27日発表した5月の景気対策信号総合判断指数は前月比3ポイント上昇して20ポイントとなり、昨年4月以来の最高だった。景気対策信号は2カ月連続で後退傾向を示す「黄青」が灯った。28日付工商時報が報じた。
総合判断指数を構成する9項目のうち、「機械と電気設備の輸入額変動率」が10.5%と前月比4.3ポイント上昇し、景気信号は昨年2月以来で初めて「黄赤(過熱傾向)」に転じた。うち半導体設備輸入は78.2%成長、電子部品輸入は13.5%成長した。
この他、「工業生産指数変動率」は前月比4.6ポイント上昇し2.2%、「製造業販売量指数変動率」は4ポイント上昇し0.2%で、共に景気信号が「青(低迷)」から「黄青」に改善した。
また、先行指数である領先指標は前月比0.03%上昇の98.31ポイント、一致指数の同時指標は0.28%上昇の99.22ポイントと共に上昇した。
国発会の呉明蕙経済発展処長は、同時指標は3月以降3カ月連続で上昇したが、上昇幅はわずか0.56ポイントにすぎないと説明。蔡英文政権の5大創新(イノベーション)計画による下半期の投資改善に期待を示した。
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