ニュース 食品 作成日:2016年6月29日_記事番号:T00064959
食品大手、味全食品工業は28日の董事会で、元・資誠聯合会計事務所副所長で、以前同社の監査役を務めた陳永清氏の董事長就任を決議した。2014年の食用油事件以降の2年で董事長が3人交代した格好だ。今回は王錫河前董事長が健康を理由に辞任したことを受けての交代だ。29日付蘋果日報が報じた。
同社は14年11月食用油事件を受けて当時の魏応充董事長が引責辞任し、李鳳翱氏に交代した。しかし、李氏は昨年10月に突然辞任し、王氏が副董事長から董事長に昇任していた。
味全は食用油事件による消費者の不買運動の影響で、14年第4四半期以降、6四半期連続で損失を計上している。証券会社は、今年の第2四半期も赤字になるが、第3四半期は事業整理の効果で黒字転換する可能性があると予想した。
一方、蘇守斌執行長は同社の牛乳ブランド「林鳳営」の売却説が浮上していることに対し、「60年近く経営してきた乳製品ブランドは手放さない」と否定。今後、飼育する乳牛の数を増やす可能性もあると話した。現在4,000頭を所有しており、1日250~260トンの牛乳を生産している。
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