ニュース その他製造 作成日:2016年6月29日_記事番号:T00064960
シリコンウエハー大手、中美矽晶製品(シノアメリカン・シリコン・プロダクツ、SAS)の徐秀蘭総経理は、年内に同社の太陽電池用シリコンウエハーの月間生産量を前年比1.9倍の3,000万枚まで引き上げる考えを表明した。今年初めの月産能力は約1,600万枚で、現在は2,400万枚まで拡大させている。29日付工商時報が報じた。
徐総経理はまた、単結晶シリコン太陽電池の生産ライン拡充も進めており、現在の進捗(しんちょく)率は90%だと話した。完成後の目標生産能力は850メガワット(MW)だ。
一方、SAS傘下のドイツの太陽電池モジュール生産企業、アレオ・ソーラーでは、生産能力350MWのうち200MWを稼働させている。同社は顧客の需要に対応すべく、生産能力100MWの太陽電池製造ラインも設置した。
SASは現在、台湾とフィリピンで太陽光発電所を計画している。フィリピンでは、設備容量50MWの発電所が近く始動する。台湾では設備容量15MWの発電所の設置計画中で、来年には規模を2倍に拡大させる考えだ。
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