ニュース 政治 作成日:2016年6月29日_記事番号:T00064970
中南米の友好国を歴訪している蔡英文総統は27日、南米パラグアイのアスンシオンに到着し、同国国会で28日に演説を行った。29日付自由時報などが伝えた。
カルテス大統領(右)は、台湾に対する感謝と友好の意を示し、パラグアイ最高位となる元帥国家勲章を授与した(28日=中央社)
蔡総統は演説で、台湾とパラグアイが来年で国交樹立60周年を迎えることに触れながら、台湾がパラグアイの庶民向け住宅建設、デジタルデバイド解消などに協力を行い、貿易、教育、医療交流面で両国の関係は密接だと指摘した。
蔡総統はまた、パラグアイのカルテス大統領から勲章の授与を受けた。
これに先立ち、蔡総統はパナマでバレラ大統領と短時間会談した。席上、蔡総統はパナマ運河拡張事業の完成式典に招待されたことに謝意を述べ、「台湾が国際社会で積極的な一員であることを証明するものだ」と指摘した。
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