ニュース 家電 作成日:2016年6月30日_記事番号:T00064987
デジタルカメラ受託生産大手、佳能企業(アビリティ・エンタープライズ)はこのほど、株主総会で役員改選を行い、和碩聯合科技(ペガトロン)が派遣する董事6人が全員退き、光学・電子部品の能率集団(アビコグループ)傘下の応華精密科技(AVY)が董事ポストを引き継いだ。30日付工商時報が伝えた。
アビリティは当初、能率集団に属していたが、デジタルカメラ事業が主力となり、株式交換でペガトロンのグループ企業となっていた。今回の株主総会で、経営主導権が再び能率集団に移ったことになる。今回の動きは、能率集団とペガトロンで経営理念が食い違ったことに加え、スマートフォンの普及でデジタルカメラ産業が衰退したことが関係しているとみられる。
アビリティはデジタルカメラ事業の不振を受け、スポーツ用や防水機能付きのデジタルカメラを開発する一方、安全監視分野にも参入したが、デジタルカメラ以外の事業は売り上げ貢献はまだ小さいのが現状だ。
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