ニュース 建設 作成日:2016年6月30日_記事番号:T00064992
来年第3四半期に完成予定の南山人寿広場ビルは29日、オフィス賃料は1坪当たり3,800~4,500台湾元(約1万2,000~1万4,000円)を予定していると説明した。台北市信義計画区で最高のオフィスビル賃料となる見通しだ。30日付経済日報などが報じた。
南山人寿広場ビルは、▽オフィスタワー▽商業施設▽文化施設──から成る。272メートルで台湾2位の高さとなるオフィスタワーは48階建てで、面積3万1,800坪。施主の南山人寿保険は、外資やグローバル企業の入居を望んでおり、現在数社と交渉中と明かした。商業施設は7階建てで面積1万4,500坪。微風広場(ブリーズセンター)の入居が決まっている。20年契約を締結しており、2018年にオープンする予定だ。
専門家は、近年はグローバル企業の台湾投資が少なく、高級オフィスビルの入居率に影響していると指摘。南山人寿広場ビルの入居率が、今後の市場の指標になると述べた。
なお、台北101ビルの賃料は1坪当たり3,000~3,500元で入居率95%、国泰置地広場ビルは3,100~3,600元で入居率35%だ。
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