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ASEとSPILの経営統合、両社董事会が決議


ニュース 電子 作成日:2016年7月1日_記事番号:T00065005

ASEとSPILの経営統合、両社董事会が決議

 半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、日月光半導体製造(ASE)と同業大手の矽品精密工業(SPIL)は30日、両社を傘下に収める持ち株会社の新設に関する株式交換協定を交わすことを董事会で決議した。新会社の名称は「日月光控股」とする。ただ、新会社設立には依然、中国を含む各国監督機関の承認が必要となる。1日付工商時報が報じた。

 日月光控股の設立後、ASEとSPILの両社はともに社名を残す上、現在の独立した経営体制、事業運営モデル、給与体系、福利制度、人事規定を維持するほか、経営陣、従業員は全員、留任する。なお今回の協定の最終取引日は2017年12月31日に設定されている。

 なお日月光控股は台湾証券交易所(台湾証券取引所、TWSE)への上場やニューヨーク証券取引所での米国預託証券(ADR)発行を予定している。