ニュース 商業・サービス 作成日:2016年7月4日_記事番号:T00065042
交通部観光局の統計によると、台北市の国際観光ホテルの1~5月売上高は、宿泊部門は小幅増ながら、飲食部門は香格里拉台北遠東国際大飯店(シャングリラ・ファーイースタンプラザホテル台北)以外、軒並み前年割れだった。4日付工商時報が報じた。
台北寒舎艾美酒店(ルメリディアン台北)の飲食部門の1~5月売上高は2億9,900万台湾元(約9億5,200万円)、台北W飯店(W台北)は2億8,600万元で、いずれも前年同期比15%減少した。
飲食部門の減収は、▽台湾で開催する国際会議の減少▽不景気による結婚披露宴の規模縮小──などが理由だ。下半期の披露宴市場は、料理の値段引き下げなど販促キャンペーンで、競争が激しくなる見通しだ。
一方、宿泊部門は、欧米のビジネス客が減少したが、日韓や東南アジアの観光客、台湾人の旅行者を開拓するために宿泊料金を引き下げたことで、1~5月の平均客室単価(ADR)は前年同期より低下したが、客室稼働率が上昇し、客室1室当たり売上高は前年同期を上回った。
ただ、国際観光ホテルの6割は1~5月売上高が前年割れで、上半期もマイナス成長だったとみられる。
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