ニュース 商業・サービス 作成日:2016年7月4日_記事番号:T00065046
財政部の営利事業社数統計によると、今年2月時点の書店の実店舗は2,192店と、2007年の2,603店から15.8%減少した。文化部によると、ネット書店との価格競争や、店舗賃料上昇などが原因だ。3日付経済日報が報じた。
書店の減少は近年加速しており、14~15年は100店以上が閉店した。昨年はチェーン大手、誠品書店が2店舗、金石堂が1店舗が閉店したほか、台北101にあった台湾最大の「ページ・ワン」も閉店した。業界関係者は、数年後には2,000店を割り込むと予測した。
なお、書店が最も多いのは台北市の473店で、人口5,718人当たり1店の割合だ。一方、離島を除き最も少ないのは台東県の16店で、1万7,000人に1店の割合だ。離島では金門は13店、澎湖は9店と、3年前の13年から各1店減少した。馬祖(連江県)は依然ゼロだった。
文化部は13年より、書店に地域の文化の中心を担ってほしいと、賃料、改装、イベントなどの経費に補助金を支給している。今年は書店や団体31件に対し、最高150万台湾元(約480万円)、合計1,155万元の補助金を支給する。
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