ニュース 政治 作成日:2016年7月4日_記事番号:T00065049
台湾と正式な外交関係があるパナマとパラグアイを訪問した蔡英文総統は2日、8泊9日の日程を終え、桃園国際空港に到着した。3日付自由時報などが伝えた。
桃園空港に到着して花束を贈られる蔡総統(左)。成果の多い外遊だったといえる(2日=中央社)
蔡総統は「日程は実務外交の理念を実践したもので、台湾の価値観や技術を世界の友人と分かち合い、世界の繁栄と平和に貢献したい」と述べた。
蔡総統は帰路に経由した米ロサンゼルスで米政界関係者と接触または電話で会話を交わした。
蔡総統はライアン下院議長との電話で、米台関係や台湾海峡の安全保障問題に関する長期的な関心と台湾への兵器供与への支持に謝意を伝えた。その上で、台湾が個別国家と自由貿易協定(FTA)を結ぶことは困難を伴うとし、台湾の環太平洋経済連携協定(TPP)加入に対する支持を訴えた。
蔡総統はまた、クリントン元大統領との電話で、ヒラリー夫人が民主党の大統領候補に事実上決まったことに祝意を伝えた。クリントン元大統領は蔡総統が任期中に順調な政策運営を図れるよう願っていると表明した。
蔡総統はパナマ、パラグアイ歴訪の期間中、友好関係にある7カ国との二国間会談を行ったほか、米議会の議員20人余りとも接触した。
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