ニュース 政治 作成日:2016年7月5日_記事番号:T00065077
李大維外交部長は4日、立法院外交・国防委員会で、蔡英文総統による今回の中南米歴訪の成果を報告した際、中南米諸国との外交関係に関する質問に対し、「大部分は安定しているが、一部の国に危険がある」と答弁した。具体的な国名は明らかにしなかったが、新たな断交に見舞われる可能性を示唆したもので、8~9月に自ら現地に赴いて状況を把握するとの考えを示した。
李外交部長は、「中華民国政府は外交面で悲観的になる権利はない。楽観的に取り組まねばならない」と強調した(4日=中央社)
李外交部長は、「危険」はどの程度のものなのかという質問に対しては、公表できないので、外交・国防委員会が秘密会議を開くのであればその場で説明したいと述べた。
蔡総統に年内に新たな外遊計画があるのかとの質問には、今回の外遊には9,000万台湾元(約2億8,000万円)の費用がかかり、馬英九前総統が3月に行った中米への最後の外遊の費用6,000万元を合わせると、既に外交部の年度予算の1億2,500万元を超えたため困難との見方を示した。
また、先日報じられた陳健仁副総統によるバチカン訪問については、まだ計画中で最終決定はしていないと説明した。
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