ニュース 家電 作成日:2016年7月6日_記事番号:T00065084
6日付工商時報によると、鴻海精密工業は同社が買収するシャープのスマートフォンやテレビ、空気清浄機、エアコンといった家電製品のインドでの販売を手掛ける戦略部門を2カ月以内に刷新し、再始動させる方針だ。
インドの経済紙、エコノミック・タイムズによると、同国のテレビ市場はサムスン電子、LGエレクトロニクス、ソニーがシェア80%を占め、エアコン、洗濯機、冷蔵庫といった白物家電もLGエレクトロニクス、サムスンの韓国ブランドやボルタス、ビデオコン、ゴドレジといった地場ブランドが市場を分け合っており、シャープはほとんど存在感を示せていない。
しかし早ければ2年、遅くとも4年でシャープの黒字転換実現を目標に掲げる鴻海の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は、人口の多いインド市場での販売に成果を挙げたい考えとみられる。
なおシャープと声宝(サンポ)の合弁会社で、これまでシャープ家電製品の輸入、販売を手掛けてきた夏宝は、先ごろ臨時株主総会で同社を解散・清算することを決議したことに続き、6日に再度、臨時株主総会を開き、清算の基準日を8月31日とすることを決議した。
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