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台湾大哥大、中古携帯の回収箱を設置


ニュース 電子 作成日:2008年4月1日_記事番号:T00006512

台湾大哥大、中古携帯の回収箱を設置

 
 台湾で携帯電話販売台数が昨年700万台を超え、中古携帯の廃棄、再利用問題が課題となる中、台湾大哥大(タイワン・モバイル)は3月31日、台湾全土506カ所の販売店に中古携帯の専用回収箱を設置すると発表した。メーカーや携帯電話キャリアを問わない。1日付聯合報が伝えた。

 同社は、行政院環境保護署が携帯電話を資源リサイクル品目に指定したことや、リサイクル技術の向上を踏まえ、関連業者と共同で数千万台湾元(1元=約3.3円)を投じ、回収箱の設置を決めた。

 同社の張孝威総経理は「携帯電話キャリアはメーカーではないが、販売店経由でリサイクルルートを構築することが可能と考えた。廃棄された中古携帯を処理すれば、償却や埋め立てによる環境汚染を防げるほか、内部の部品のリサイクルが可能になる」と説明した。同社は携帯電話端末の60~80%の部品がリサイクル可能だとしている。