ニュース 電子 作成日:2008年4月1日_記事番号:T00006513
米インテル、仏伊合弁のSTマイクロエレクトロニクスと投資会社のフランシスコ・パートナーズは3月31日、フラッシュメモリー事業を手がける合弁会社「Numonyx」を正式に設立したと発表した。生産の本格化に伴い、台湾系の半導体封止・検査大手も恩恵を受けると期待される。
インテルとSTマイクロは自社のフラッシュメモリー事業を切り離し、現物出資の形で新会社の株式を取得。インテルはNOR型フラッシュメモリーと相変化メモリー(PRAM)の資産を移管。STマイクロもNOR型、NAND型フラッシュメモリーとPCMに関する資産を注入した。新会社は12インチ工場の建設を急ぐ方針だ。出資比率はSTマイクロが48.6%、インテルが45.1%、フランシスコ・パートナーズが6.3%となる。
業界では富士通と米アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)の合弁によるFASL12インチ製品の生産拡大を進めており、新会社は今後、生産の外部委託によるコスト削減を図るとみられる。このため、台湾系の日月光半導体(ASE)、矽品精密工業(SPIL)、京元電子(KYEC)、力成科技(パワーテク・テクノロジー)など半導体封止・検査メーカーは今年下期にもNumonyxからの発注を受ける可能性が高い。1日付工商時報が伝えた。
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