ニュース 家電 作成日:2016年7月11日_記事番号:T00065144
11日付蘋果日報によると、台湾の液晶テレビ受託生産大手、瑞軒科技(アムトラン・テクノロジー)や鴻海科技集団(フォックスコン)が出資する米テレビブランド、ビジオ(VIZIO)が、事業を売却するとの観測が出ており、最終的に中国のインターネット動画配信大手、楽視網信息技術(Letv)が売却先となると伝えられている。
ビジオは台湾系米国人のウィリアム・ワン(王蔚)氏が創業したブランドで、今年のテレビ出荷台数は約800万台と予測され、生産は250万~300万台をアムトラン、350万~400万台を冠捷科技(TPVテクノロジー)、約100万台を鴻海が受託生産するとみられている。
ビジオ社の株式はワン氏とその家族が63~65%を保有し、かつて20.4%株式を保有していたアムトランは今年4月に12%相当分の普通株を売却したことで持ち株比率が優先株8.3%に縮小。鴻海の出資率も8.3%にとどまるため、今回の売却計画はワン氏一族が主導権を握る見通しだ。
なお売却額についてビジオは10億~15億米ドルを提示しており、楽視網を含む中国企業3社が買収に意欲を示しているとされる。
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