ニュース その他製造 作成日:2016年7月11日_記事番号:T00065150
大手文具メーカー、雄獅鉛筆(ライオンペンシル)が、桃園市龍潭区でサインペン、カラーペン、マーカーなどの文具工場の設置を計画している。板橋工場(新北市)が手狭になったためで、投資額は9億台湾元(約28億円)、敷地面積5,000坪に8階建てで建設する。3年以内に竣工予定で、1~2階は観光工場とし、展示場も設置する。李翼文同社董事長は、近日中に建築許可の申請を行う考えを示した。9日付工商時報が報じた。
李董事長は、現在工場の稼働率は9割に達し、手元には海外からの受注2億4,200万元があると述べた。今年の売上高は前年比1割増の11億元を見込む。今後は美術教材のうち、立体作品向けに注力する。
なお、同社は日本のセーラー万年筆など海外有名ブランドの製品を代理販売していたが、円高などの要因を受けて契約を打ち切り、自社ブランド、シンバリオンの海外販路拡大を図っている。日本では流通大手イオン傘下のショッピングモールなどを通じて水彩絵の具を販売。昨年は海外での売上高が全体の6割に達した。
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