ニュース 自動車・二輪車 作成日:2016年7月18日_記事番号:T00065279
台湾馬自達汽車(マツダモーター台湾、MMT)は15日、9月末に発売する新型「マツダ3(日本名・アクセラ)」の価格を、廉価モデルを除き現行より1万~2万台湾元(約3万3,000~6万6,000円)引き上げると発表した。今回の円高局面で、日系で初めての値上げとなる。16日付工商時報が報じた。
マツダ台湾は、モデルチェンジによる装備の充実が値上げの主因と説明しながらも、円高によるコスト増加について否定しなかった。
マツダ3の販売台数は、同社の約半分を占める。新型車の廉価モデルは69万9,000元のまま。その他モデルは1~2%の値上げとなる。
一方、トヨタ台湾総代理店、和泰汽車の蘇純興総経理は以前、トヨタは円高による損失が大きく、世界の代理店と価格の再交渉を頻繁に行っていると明かした。欧州の一部では既に価格が引き上げられており、台湾でも値上げの可能性が高まっている。
裕隆日産汽車の蔡文栄総経理は、まず自社でコストダウンを行い、できる限り値上げしないと語った。
業界関係者は、7月は需要期のため、自動車など大きな買い物は縁起が悪いとされる旧暦7月「鬼月」(2016年は8月3~31日)に入ってから値上げが進むと予測した。
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