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宝来投信の台湾ETF、下半期にもSGX上場か


ニュース 金融 作成日:2008年4月2日_記事番号:T00006528

宝来投信の台湾ETF、下半期にもSGX上場か

 
 宝来投信の劉宗聖総経理は1日、同社の台湾株式市場の株価指数連動型上場投資信託(ETF)である「台湾50ETF」が、早ければ今年下半期にもシンガポール取引所(SGX)に上場するという見通しを明らかにした。2日付経済日報が報じた。

 劉総経理と台湾証券交易所の蘇松欽総経理は1日、SGXの謝福華首席執行長(CEO)を訪問し、「台湾50ETF」の上場に関する協議を行った。SGXは上場手続き、証券発行会社の資格認定が厳しく、2日は提携先を求めて現地の銀行や法律事務所、金融商品取引業者などを訪問する。

 シンガポールとはETFの相互上場を目指しており、実現すれば、アジアの国としては台湾と相互上場を行う初のケースとなる。

 台湾証券交易所で取り扱っているETFは現在10件で、このうち宝来投信の発行によるものは6件。6件すべてがSGXで売買できるようになれば、シンガポールのファンドマネジャーの取引による台湾株式市場への資金流入増が期待できる。