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NASAの月面車、中科院が開発に参画


ニュース 機械 作成日:2016年7月18日_記事番号:T00065281

NASAの月面車、中科院が開発に参画

 国家中山科学研究院(中科院)は17日、米航空宇宙局(NASA)が2020年に計画している無人月探査ミッションにおいて使用する、物質の分析能力を備えた無人月面車の開発に参画すると明らかにした。駆動システムを除き、サンプル採取装置、分析機器などは全て中科院が開発を手掛け、18年末までに納品する予定だ。18日付自由時報が報じた。

 関係者によると、NASAは13年末、台湾の中央研究院(中研院)、国家太空中心(宇宙センター)、中科院の研究者からなる専門家チームをワシントンDCの本部に招待した後、中科院の国防および航空宇宙分野における能力を評価し、同院の実験室に視察団を派遣した。

 その際、NASAと中科院が会議を重ね、最終的に無人月面車の開発で協力することが正式決定。今年1月に契約期限を半年とする提携の覚書を交わし、その間に行われた各種テストや審査を経て7月に正式な提携協定を締結した。