ニュース 商業・サービス 作成日:2016年7月18日_記事番号:T00065285
死者84人に上ったフランス南部ニースでのテロ事件と、トルコでのクーデター未遂事件を受けて、相次ぐテロ事件で既にツアー客が前年同期比20~30%減少していた夏季の欧州ツアーにさらなる打撃が予想される。17日付工商時報などが報じた。
外交部は16日、トルコへの渡航警戒レベルを最も危険度が高い赤色(渡航すべきでない)に引き上げた。これに伴い、旅行業界各社はトルコへのツアーを全てキャンセルした。影響が及ぶツアー客は月間少なくとも2,800~3,500人で、他のツアーへの振り替えがうまくいかない場合、業界の損失は月1億4,000万台湾元(約4億6,000万円)に達するとの見方が出ている。
航空業界では、今年3月に台北~イスタンブール(アタチュルク)線に就航した長栄航空(エバー航空)が、ツアー客の大量キャンセルにより7月は減収が見込まれる。現在、同路線は搭乗率が70%を切っている。ただ、エバー航空は、週4便の運航スケジュールに変更はなく、今後の影響は大きくないと説明した。
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