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台湾初の無人ホテル、台中・逢甲商圏に登場


ニュース 商業・サービス 作成日:2016年7月18日_記事番号:T00065286

台湾初の無人ホテル、台中・逢甲商圏に登場

 台中市西屯区の人気夜市(ナイトマーケット)、「逢甲夜市」周辺商圏に昨年10月にオープンしたホテル、鵲絲旅店(CHASE Walker Hotel)では今年3月からロボットやスマート型管理システムを導入。3カ月余りの試験運用および問題点の改善を経てこのほど台湾初の無人化ホテルとして正式に営業を開始した。16日付蘋果日報が報じた。

 鵲絲旅店は敦謙国際旅店管理顧問グループが1,000万台湾元(約3,300万円)を投じて開設したホテルで、システムインテグレーター、松山科技研発(サンシャインテック)とスイスのロボット大手、ABBとの提携により予約からチェックイン・アウト手続きなどを無人化することを実現した。

 また宿泊客がチェックイン時刻の午後3時より早く到着した場合も、ロボットに身分証を読み取らせることで荷物を預け入れ、観光に出かけることが可能だ。現在同ホテルは、休日は常に満室状態で、平均客室稼働率は6割を超えている。

 ただロボットによる荷物の預け入れを体験した宿泊客からは「面白いけれど、動作が遅く、実用性は低い」との声も上がっている。