ニュース 金融 作成日:2016年7月19日_記事番号:T00065313
台湾の銀行の対中エクスポージャーは今年3月末段階で1兆6,079億台湾元(約5兆3,000億円)で、中国市場での融資を引き締めによって昨年末から約1,300億元減少した。減少幅は過去5四半期で最大となった。19日付工商時報が報じた。
銀行の幹部によると、中国から回収した資金は現在、台北市や新北市など台湾の地方自治体への短期融資に回ることが多く、台湾企業の投資意欲が低い中、融資先を見つけることが困難な状況を反映しているという。優良自治体への融資が好まれるのはリスクがほぼゼロのためで、銀行間で貸出競争となっていることから、1年以下の短期融資の利率は台北市が0.3%、新北市が0.5%と極端に低くなっている。
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