ニュース 金融 作成日:2016年7月19日_記事番号:T00065315
生命保険業界大手3社の今年上半期の初年度保険料(FYP)収入は南山人寿保険が1,299億台湾元(約4,300億円)で、前年同期比54.8%の大幅増で昨年同期の3位から首位に躍進した。4月に高利回りの貯蓄型終身保険が販売停止になったことで一部の生保に影響が出た中、一括払い型や短期の商品が中心の南山は業績を伸ばした。19日付経済日報が報じた。
国泰人寿保険(キャセイライフ)は前年同期比7.5%減の1,006億元で、昨年の首位から3位に順位を下げた。貯蓄型終身保険の販売停止により、第2四半期のFYP収入は、▽4月、268億元▽5月、122億元▽6月、95億元──と減少が続いた。キャセイライフはこの対策として、分割払い型を主力商品とすべく調整中だと説明した。
2位は富邦人寿保険で、FYP収入は前年同期比43.4%増の1,161億元で、大幅増だったものの南山人寿に及ばなかった。
業界関係者は、低金利を背景に引き続き生保に資金が流入しているため、通年では昨年水準の1兆元以上を維持できるとの見方を示した。
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