ニュース 金融 作成日:2016年7月20日_記事番号:T00065343
金融監督管理委員会(金管会)の19日発表によると、世界経済の悪化を受けて、深刻な不景気の到来を想定して市中銀行37行を対象にストレステスト(健全性審査)を行った結果、すべての銀行が法定基準をクリアした。台湾の銀行は厳しい景気後退局面でもリスクに耐え得るもようだ。20日付工商時報が報じた。
同テストでは深刻な景気後退の状況として、▽域内総生産(GDP)成長率、マイナス2.5%▽不動産市場、21%下落▽株式市場、30%下落▽失業率、7.5%に悪化──を想定した。また、預金金利と貸出金利の利率差を0.4~1%と仮定した。
この場合での自己資本比率などの全行平均数値は、▽自己資本比率、10.58%(法定基準8.625%)▽中核的自己資本(ティア1)、8.78%(6.625%)▽株主持分比率、8.50%(5.125%)▽レバレッジ(負債)比率、5.03%(3%)──と、全てで法定基準を上回った。
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