ニュース その他分野 作成日:2016年7月20日_記事番号:T00065348
中華経済研究院(中経院、CIER)が19日発表した2016年の域内総生産(GDP)成長率予測は0.84%で、従来予測より0.52ポイント下方修正した。20日付工商時報が報じた。
呉中書・中経院院長は、3回目となる下方修正は、世界経済の低迷や貿易不振が、輸出依存型の台湾にとって不利なためと説明した。上半期の経済成長率はマイナス0.12%に下方修正したが、アップルのスマートフォン次世代機種、iPhone7発売が予想される下半期については1.77%(第3四半期1.44%、第4四半期2.08%)と予測した。
彭素玲・中経院経済展望センター主任は、中国の経済成長鈍化や紅色供給網(レッドサプライチェーン)形成、両岸(中台)関係などが台湾の輸出に打撃を与えれば、経済成長率にも影響をもたらすと指摘した。
中経院は、輸出不振や訪台中国人の激減により、失業率が第3四半期に4%を突破し、来年は4.02%に上ると予測した。
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