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「台湾式マカロン」を定番土産に、日本のファミマで期間限定販売


ニュース 社会 作成日:2016年7月20日_記事番号:T00065349

「台湾式マカロン」を定番土産に、日本のファミマで期間限定販売

 台北市観光伝播局(観伝局)は19日、日本人観光客を主なターゲットとしてパイナップルケーキに続く台北土産の新たな定番を育てようと、台北市糕餅商業同業公会(台北ベーカリーアソシエーション)、ファミリーマートと共同開発したスイーツ「ハニータイペイ(台湾式マカロン)」および飲料の「ソルティーライチ」を8月1日までの期間限定で、日本全国(沖縄県を除く)のファミマ約1万1,800店で販売すると発表した。

/date/2016/07/20/19honey_2.jpg「ハニータイペイ」(左)と「ソルティーライチ」。台北土産の新しい定番となるだろうか(ファミリーマートリリースより)

 ハニータイペイは、サクサクとした食感のマカロン風生地にラズベリーを練り込んだソフトキャンディ「ヌガー」を挟んだオリジナルスイーツで、ファミマでの販売価格は税込240円。ソルティーライチは甘酸っぱい台湾産ライチ果汁と果肉、塩を合わせた夏にぴったりのドリンクとなっており、価格は208円だ。

 観伝局の簡余晏局長はハニータイペイについて「新しさと懐かしさの入り混じった食感は多様性にあふれる台北市の特色を表している」と説明。今回の日本での限定販売で消費者の反応が良ければ、今後も第2、第3弾のキャンペーンを打ち出していくとの方針を示した。

 また台北ベーカリーアソシエーションの高垂琮理事長は、ハニータイペイは観光客の土産物としてだけでなく台北の一般消費者の人気も呼ぶはずと自信を見せ、業界全体の業績を20~30%押し上げると期待を寄せた。

 現在既に市内の一部ベーカリーで各店オリジナルのハニータイペイを売り出しているほか、観伝局は今後、レシピを公開して業界と共同で台北の新たな定番スイーツとして育てていきたい考えだ。

 なお今回のスイーツ開発は、観伝局が日本人観光客の誘致に向けて推進中のキャンペーン「Feel Taipei 台北の旅温度を感じる」の一環として行われたもの。同局はほかにも、台湾通として知られる写真家、蜷川実花とのコラボレーションによる特製悠遊カード(イージーカード)などのプレゼント付きキャンペーンコラボオリジナルツアーや、台湾出身の直木賞作家、東山彰良による台北の魅力を伝えるエッセイを掲載した特設サイトを作るなど、相次いで企画を打ち出している。