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パルプ相場上昇、永豊餘が文化用紙値上げ


ニュース その他製造 作成日:2008年4月2日_記事番号:T00006535

パルプ相場上昇、永豊餘が文化用紙値上げ

 
 国際パルプ相場の値上がりを受け、製紙大手の永豊餘造紙は4~6月の出荷契約で文化用紙の価格を5~10%値上げする。このうち、アート紙、上質紙、ブリストルボードは4月から5%値上げされ、1トン当たり3万8,200台湾元(約12万8,500円)。また、塗工紙は再生用紙の値上げに伴い、10%引き上げられ、同2万3,270元となる。

 4月の国際パルプ相場は、長繊維が1トン当たり20米ドル、短繊維が同30~40米ドル上昇すると見込まれる。同社関係者は「原料コストの上昇で値上げは避けられない選択だった」と説明した。

 同社の1~2月の売上高は前年同月比6%減の28億7,500万元にとどまった。