ニュース 電子 作成日:2016年7月22日_記事番号:T00065386
22日付工商時報が業界関係者の話を基に報じたところによると、米半導体メモリー大手、マイクロン・テクノロジーが今年末、タッチパネル最大手、宸鴻集団(TPKホールディング)傘下で昨年会社更生手続きを申請した達鴻先進科技(CANDO)の台中工場の土地と工場棟を購入し、同地にパッケージング・テスティング(封止・検査)工場を開設するとの観測が出ている。同工場は特殊DRAMの封止・検査業務を手掛けるとみられる。
なお同工場についてマイクロンは、台湾の封止・検査業者をパートナーとして運営を委託する方針で、既に力成科技(パワーテック・テクノロジー、PTI)および南茂科技(チップモス・テクノロジーズ)と協議を持ったとされるが、業界ではパワーテックがパートナーに選ばれる可能性が高いとみられている。
マイクロンは現在、中国・陝西省西安市にDRAMの封止・検査工場を設置しているが、日本のエルピーダメモリ(現マイクロンメモリジャパン)買収や華亜科技(イノテラ・メモリーズ)の全生産ラインを確保する供給契約を結んだことから封止・検査の対応能力不足に陥っており、問題の解消に向けパワーテックなど台湾の封止・検査業者と提携交渉を進めている。
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