22日付経済日報によると、微星科技（マイクロスター・インターナショナル、ＭＳＩ）が世界のゲーミング（ゲーム用）パソコン市場でシェア19％を獲得して、華碩電脳（ＡＳＵＳ）の15％を上回り首位となった。
ＭＳＩは昨年、ゲーミングＰＣが昨年の売上高の30％以上を占めた。証券会社は、下半期に米エヌビディア（NVIDIA）のグラフィックチップを搭載した新プラットフォーム機種が発売されるため、ゲーミングＰＣの買い替え需要が高まると指摘。また、下半期からバーチャルリアリティー（ＶＲ）応用製品が相次いで発売されることを受けて、ＭＳＩはゲーミングＰＣ用グラフィックカードの出荷枚数も増える見通しで、ＭＳＩの今年の粗利益率は15.5％、来年は15.7％増と、競合を大きく上回るとの見通しを示した。
ＭＳＩの６月売上高は87億1,900万台湾元（約272億円）で前月比22.5％増、前年同月比25.5％増と、過去最高を更新した。上半期連結売上高は461億200万元で前年同期比19.2％増だった。
