ニュース 電子 作成日:2016年7月22日_記事番号:T00065393
コネクターメーカーの万泰科技(ワンダフル・ハイテック)と関係会社の万旭電業は21日、亜太電信(アジア・パシフィック・テレコム)、米AJグリーンテックと、車両管理システム(DMS)の戦略的提携を結んだ。22日付工商時報が報じた。
今回の提携により、万旭電業は走行記録のブラックボックス製造と台湾での販売、ワンダフルはタイ、ベトナムなどでの販売を担う。万旭電業は、上半期出荷は4,000台に上り、下半期は8,000~1万台が目標だと話した。
AJの李冠瑩総経理は、台湾政府による自動車保険のリスクに応じた保険料率設定の推進に向け、台湾の損害保険会社が同社のDMSでテストを行っていると明かした。日本やイタリアでの普及状況からみて、台湾では5年以内に1割の車両に導入されると予測し、台湾の車両が700万台で、1台当たり月10米ドルの収入として計算すると、多大な商機が見込めると話した。
ワンダフルと万旭はそれぞれ4年、5年赤字が続いており、車両間通信ネットワーク(IoV)、医療分野などへの参入を進めている。両社は今年上半期は黒字で、下半期は需要期のため、通年で赤字から脱却するとみられている。
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