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大同董事長、「兄弟関係は良好」強調


ニュース 家電 作成日:2008年4月2日_記事番号:T00006540

大同董事長、「兄弟関係は良好」強調

 
 弟の林鎮弘中華映管(CPT)前董事長が外資と手を結んで経営権を争う意向と伝えられている家電大手、大同の林蔚山董事長は1日、「我々兄弟の感情は良好だ。騒いでいる者は反省せよ」と発言し、兄弟の不仲説を否定した。また、経営権防衛を目的に中華映管の資金で大同の株式を取得したことについて、「中華映管は資金不足と伝えられていたのに株購入の余裕があったのか」という質問に、「400億台湾元(約1,350億円)の資金がある。短期投資だ」と説明した。2日付蘋果日報が報じた。

 一方、大同の何明果秘書長は声明文を発表し、「大同は林蔚山董事長と幹部の指導の下、社員による経営モデルへと転換しており、家族の共同経営スタイルは好ましくない」という見解を明らかにした。また、林鎮弘氏について、「昨年3月に中華映管の董事長職を辞し、8月には業務多忙を理由に大同の董事職の辞職を通知してきたのに、今また大同の董事会に戻りたいと希望しているとメディアで報じられている。その論理が分からない」と指摘した。