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自販機のミルクティー、台中市でも生菌数が基準超過


ニュース 食品 作成日:2016年7月25日_記事番号:T00065413

自販機のミルクティー、台中市でも生菌数が基準超過

 台中市政府衛生局は23日、市内の自動販売機で販売されるミルクティー類9点に対する抜き取り調査を行った結果、3点で基準値を上回る生菌が検出されたと発表した。うち河童茶研所の「宝宝最愛黒糖牛奶」は生菌が多過ぎ、測定不可能だった。台湾では最近、おしゃれな容器に入った自販機ミルクティーの人気が高まっているが、高雄市でも6月の抜き取り調査で基準値を上回る生菌が検出されており、衛生面では課題が多いようだ。23日付聯合報などが報じた。

 ほかに基準を上回る生菌が検出された商品は▽茗琉茶居の「極上奶茶」▽旅行者茶飲の「経典泰式奶茶」──。このほか2点からそれぞれ基準値を超える生菌、大腸菌群が検出されたが、再検査で合格となった。

 同市衛生局は、検査対象となった商品は業者が補充する際に抜き取ったもので、販売機の保存温度や保存時間とは無関係と説明。製造工程での水質や衛生環境、容器汚染などの問題で生菌が混入、繁殖した恐れがあると指摘した。

 再検査で不合格となったメーカーには3万台湾元(約10万円)以上、300万元以下の罰金が科せられる。同市衛生局は今後、不定期検査を強化する方針を示した。