ニュース 商業・サービス 作成日:2016年7月25日_記事番号:T00065420
交通部観光局が発表した6月の訪台中国人客数は27万1,000人で、前月比17%減、前年同月比11%減、過去2年半で最低となった。蔡英文政権発足後、中国が訪台に制限をかけているとの観測が出ている中、2カ月連続で前年同月比2桁の大幅減となった。25日付経済日報が報じた。
台北市旅行商業同業公会(TATA)の副理事長である昇漢旅行社の柯牧洲董事長は、19日に発生した観光バス炎上事故後、中国の団体客からの急なキャンセルはないものの、中国人客からの車両の安全に対する要求はさらに厳しくなると語った。業界では中国側がさらに訪台制限を強めるとの観測から、今後3カ月の旅行市場に影響が出ることは明らかとの見方だ。
一方、観光局は、毎年1月と6月は中国人客が少ない時期で、7月は団体客の減少は3割程度にとどまるとの見方を示した。
台中国際空港(清泉崗空港)でも6月は中国人旅客が大幅に減少した。6月に中国から台中空港入りした旅客数は3万100人で前年同月比21.21%減だった。7月、8月も航空便の減少や旅客数の減少幅が拡大する見込みだ。
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