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中小型液晶パネル、業績好調


ニュース 電子 作成日:2008年4月2日_記事番号:T00006544

中小型液晶パネル、業績好調

 
 携帯電話用の液晶パネルの需要回復などにより、中小型液晶パネル各社は業績が好調で、4月以降の値上げの可能性に注目が集まっている。2日付経済日報が伝えた。

 このうち、凌巨科技(ジャイアントプラス・テクノロジー)は、中華映管(CPT)から第3世代パネル工場を買収した効果で、3月からはフル稼働状態となっており、3月の売上高は過去最高となる見通しだ。4月以降も7~9月期まで好業績を見込む。ただ、値上げの可能性については、「需要が供給を大きく上回る昨年のような状況とならない限りは、値上げはない」との見通しを示した。

 同社は中華映管との提携により、今年下期にも中型液晶パネルモジュール市場に参入する計画だ。

 中日新科技(スターワールド・テクノロジー)も3月の連結売上高が月次ベースで初めて4億台湾元(約13億4,000万円)を突破する見通しで、通年でも過去最高の業績を見込む。

 元太科技(プライムビュー・インターナショナル)は、韓国ハイディスから第3世代パネル工場を買収する意向で、生産能力の増強が見込まれている。