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外資系銀行、今年16店閉鎖【表】


ニュース 金融 作成日:2016年7月28日_記事番号:T00065496

外資系銀行、今年16店閉鎖【表】

 HSBC(匯豊商業銀行)が左営支店(高雄市)の閉鎖を発表したことで、同行の支店閉鎖は今年5店目となった。外資系銀行の支店閉鎖は年初来16店目に上り、銀行のデジタル化を背景に、実店舗の縮小が続いている。28日付経済日報が報じた。

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 HSBCは2007年に中華商業銀行を買収した当時は支店44店を擁していたが、左営支店閉鎖で32店まで減少した。

 HSBCは、左営支店閉鎖は全体の業務を考慮したものと説明した。ただ、業界関係者は、HSBCは過去2年間、減益が続いていたと指摘。欧州経済の低迷で、欧州の親会社が自己資本比率を引き上げるため、海外子会社のコスト削減を迫られているとの見方を示した。

 昨年の外資系銀行の支店閉鎖は23店と、過去5年で最高だった。今年に入り、スタンダードチャータード銀行(渣打国際商業銀行)は7店を閉鎖。オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)は賃料を節約するため台南支店を移転した。