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6月の手形不渡り金額、過去12年で最高


ニュース 金融 作成日:2016年7月28日_記事番号:T00065498

6月の手形不渡り金額、過去12年で最高

 中央銀行(中銀)の統計によると、6月の手形不渡り総額は前年同月比83.94%増の176億8,800万台湾元(約580億円)で、2004年9月以降で最高となった。中銀業務局の陳一端局長は、うち79億元は詐欺の疑いがあり、景気とは無関係と説明した。詐欺の疑いがある金額を除くと97億元で、過去1年で最高だった。28日付工商時報が報じた。

 中銀によると、不渡り金額1億元以上は13社で、うち詐欺の疑いは7社。陳局長は、7社は卸売り・小売り業の非上場企業で、空手形43枚を発行したと説明。検察が調査を行っており、社名は公表できないと話した。

 中銀の統計によると、上半期の手形不渡り総額は558億2,900万元で前年同期比28.51%増だった。業種別では、卸売り・小売り、金融・保険、建設が多かった。