ニュース 運輸 作成日:2016年7月28日_記事番号:T00065501
中国人観光客ら乗客乗員26人全員が死亡した観光バス炎上事故を受け、交通部公路総局が同型の観光バス20台を検査したところ、6割に何らかの安全上の問題が指摘された。同局は1カ月以内の是正を命じた。28日付聯合報が伝えた。
今回の検査で不合格となったのは12台で、うち9台は電気回路のヒューズの規格不適合、バッテリーに不明な電気コードが接続されているといった電気系統の問題点が指摘された。
今回の事故では、非常口の防犯ロックが脱出の妨げになったと指摘されているが、今回検査された20台はいずれも中から非常口が開き、防犯ロックも取り外されていた。
現在観光バスは、財団法人車両安全審験中心が新車段階での審査を行っているが、その後業者が改造を行っても、その後の車検で問題点が発見しにくいのが現状だ。このため、今後は車両安全審験中心と車検機関が4分の1の車両を任意抽出で検査し、違法な改造車の走行を禁じるなどの取り締まり強化を行う方針だ。
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