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期限切れ8年の冷凍魚介類販売、高雄の業者摘発


ニュース 農林水産 作成日:2016年7月28日_記事番号:T00065504

期限切れ8年の冷凍魚介類販売、高雄の業者摘発

 高雄市の冷凍食品業者の高雄珍昌冷凍食品が流通期限を最長で8年経過した冷凍魚介類を販売していたとして、先週までに摘発された。28日付蘋果日報が伝えた。

/date/2016/07/28/14shrimp_2.jpg期限切れの冷凍食品は合計62トン発見された(27日=中央社)

 半年前に市民から高雄市政府衛生局に通報があり、高雄地方法院検察署、内政部警政署保安警察、衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)などが先週、高雄市と雲林県の関係先を一斉に捜索した。

 同社は冷凍した魚やエビ、鍋の具材を販売しており、出荷先は台北市、新北市、桃園市、嘉義県、高雄市など。中には2008年1月に流通期限が切れた冷凍ブラックタイガー(ウシエビ)も含まれていた。

 調べによると、同社は期限切れ冷凍食品を飲食店、ナイトマーケット、市場などに卸し、過去3年で700万台湾元(約2,300万円)を超える不当利得を上げていたとみられる。経営者は「期限を過ぎてもまだ食べられる。冷凍したら大差ない」などと開き直った弁解をしているという。