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総統就任切手、馬英九陣営が発行に「待った」


ニュース 社会 作成日:2008年4月3日_記事番号:T00006555

総統就任切手、馬英九陣営が発行に「待った」

 
 台湾郵政が2日、馬英九次期総統の就任記念切手の発行計画を発表したのに対し、馬次期総統サイドは同日、「文言上の合法性に議論がある」として、発行延期を要求した。同日の中央社電が伝えた。

 台湾郵政は民進党政権が進めた「台湾正名運動」の一環で、昨年2月に中華郵政から社名が変更され、切手の表面に印刷される文字が「中華民国郵政」から「台湾」に改められていた。馬次期総統サイドは声明で、台湾郵政を「中華郵政」と旧社名で呼んだ上で、「処理すべき重要な問題が山積しており、記念切手の発行は就任後に協議すればよい」と主張した。

 馬次期総統に近い関係者は、「切手は国家主権の象徴であり、当然正式国名を使用すべきだ」と述べた。

 馬次期総統は最近のインタビューで、台湾郵政は法律に基づく手続きを完了しておらず、社名変更は無効との考えを示していた。