遠東百貨（ファーイースタン・デパートメント・ストアズ）が新竹県とのＢＯＴ（建設・運営・譲渡）契約で同県竹北市に開発するショッピングセンター（ＳＣ）、竹北新世紀購物中心は、2017年夏に着工し、20年に完成する予定だ。４日付工商時報が報じた。
各階の屋上を植物で緑化し、北部最大の空中庭園をイメージする（新竹県リリースより）
新竹県が３日発表した計画によると、建物は地上10階、地下４階建てで、客家土楼（福建土楼）をイメージした外観。屋上に反射ガラス屋根を使用しないなど、市民の光害や環境保護に配慮する。１階には150坪の広場を設け、入居テナントやスーパーマーケットの搬入口は地下２階とする。
駐車場は、自動車1,485台、バイク980台が駐車可能。商業施設用のほか、公共駐車場を設け、営業時間外も市民が利用できるようにする。
